2015年9月25日金曜日

川島なお美さん

最後にメデイアに出ていらしたときには、とても痩せていたけれど、堂々とした彼女の態度と、彼女を見る優しそうな旦那さまの眼差しに、彼女は今、幸せなんだなと思いました。

人の幸せというのは、どんな時に得られるのかはその人次第です。どんな状況だろうが幸せを感じることができれば、その人は幸せといえるし、逆に人からみて幸せと言える人生にも関わらず幸せだと感じられない人、これはやはり不幸な事です。
幸せって、感じたもん勝ち。前向きに生きる努力をすることが、幸せを招くのだと思います。

徹子の部屋で川島なお美さんの追悼再放送をしていました。彼女が言っていた言葉の中で、死を意識した瞬間に自分にとって本当に大切なものが何なのか、しっかりと見ててくる。と。そんな究極な状況になることは、人生の中で何度もあることではないけれど、フランソワーズサガンの言葉を思いだしました。明日死ぬかもしれないとおもったら、どんなことも許せる。どんな人にも思いやりをもって接する事ができる。ってそれはそうですよね。ただ、本当は、人間明日死ぬかもしれないのに、明日もあさっても、10年後も20年後も生きていると思って生活してしまうんですよね。
川島なお美さんは、自分の病の苦しみに、なぜ自分だけ?ではなく、人は皆それぞれ色々な苦しみを抱えているって。本当に壮絶な闘いをしてらした方だからこそ、悟ったことなのだろうな。とても明るくご自分のお話をする川島なお美さん、私、この状況でこんな風になれるかな?

どんな時でも、心自由で、心健やかで、強い母親で、強い女性でありたい。


最期まで、川島なお美でした。鎧塚さんのコメント、とても深い愛情を感じました。
私もそんな風に言ってもらたい。そんな風に生きたい。

こころよりご冥福をお祈り致します。



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